リハビリテーション

回復期リハビリテーション病棟とは

回復期リハビリテーションを必要とする脳血管疾患や大腿骨骨折などにより身体機能の低下を来した患者さんを対象に集中的かつ効果的にリハビリテーションを行い日常生活の改善、在宅復帰と寝たきりの防止を目的とした専門病棟です。リハビリテーションプログラムを医師、看護師、ケアワーカー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ケアワーカー等が共同で作成します。

回復期リハビリテーションの流れ

【回復期リハビリテーション病棟基準】

※平成25年2月回復期リハビリテーション病棟協会調べ
  新上三川病院
(H25.11月現在)
回復期リハビリ
テーション1
回復期リハビリ
テーション2
回復期リハビリ
テーション3
在宅復帰率 86% 70%以上 60%以上 制限無し
看護配置 13:1 13:1 15:1 15:1
リハビリ PT:22名以上
OT:11名以上
ST:4名以上
(1病棟あたり)
PT:3名以上
OT:2名以上
ST:1名以上
PT:2名以上
OT:1名以上
PT:2名以上
OT:1名以上
社会福祉士配置 2名 1名以上 義務無し 義務無し
重症患者率 40% 30%以上 20%以上 制限無し
全国比率 - 25.0% 63.2% 11.8%

回復期リハビリテーション病棟1の認定を受けるためには、上記項目にあるように、より充実したスタッフの配置や高い在宅復帰率、重症な方の受け入れも求められます。
また、上記以外にも諸々の基準がありますが、当院はすべての基準をクリアし、『回復期リハビリテーション病棟1』の認定を受けています。
当院は重症な方の受け入れを積極的に行っている中でも、高い在宅復帰率を維持しており、より高い水準での医療・看護・リハビリテーションの提供に努めています。

回復期リハビリテーション病棟の対象患者

対象患者 発症からの期間
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血の シャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、 多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後もしくは手術後、又は義肢装着訓練を要する状態 2ヶ月以内
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折、又は2肢以上の多発骨折の発症後、又は手術後 2ヶ月以内
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後 2ヶ月以内
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後 1ヶ月以内
股関節又は膝関節の置換術後の状態 1ヶ月以内

入院診療の流れ

当院での回復期リハビリの特徴

【リハビリテーション科では】
1日最大3時間(9単位)のリハビリテーションを提供しています。
 (H24年度当院実績:1日平均8.5単位 1単位20分基準における)
365日(土日祭日、お盆や正月)のリハビリテーションを提供します。
年平均85%以上の在宅復帰率に貢献しています。
【チームアプローチの実施】
チームアプローチ
各専門職員がチームを組んでご自宅へ帰るためのお手伝いを致します。

病棟での生活

【患者様のスケジュール】

生活スケジュールの隙間がないように、リハとNsでリハビリを行っています。

AMスケジュール PMスケジュール
7:00 更衣・整容訓練(病棟) 12:40~
13:40
OT(個別訓練)
上肢機能訓練
ADL訓練など
8:00 食事動作訓練(病棟) 14:00 離床活動
8:40~
9:40
PT(個別訓練)
下肢ストレッチ
筋力トレーニング
マシーントレーニング
14:20~
15:20
ST(個別訓練)
言語訓練
15:30 レクリエーション(Ns)
(病棟デイルーム)
10:00 離床活動 16:30 ストレッチ体操(RH)
(病棟デイルーム)
10:30 入浴(Ns) 17:00 更衣訓練(病棟)
11:30 離床活動 18:00 食事動作訓練(病棟)
12:00 食事動作訓練(病棟) 19:00 更衣・整容訓練(病棟)

「できるADL」から「しているADL」「するADL」へ

・起居動作 :
寝返りや起き上がりをご自分で行ってもらいます。
・移 動 :
歩ける方は歩いてもらいます。
・排 泄 :
より早期からオムツの脱却を行います。
1番の在宅復帰促進、認知症予防となります。
・更 衣 :
自分の服で、自分で着替えてもらいます。
・食 事 :
食堂で他の方と一緒に食べてもらいます。
早期から普通食に近い食事にいたします。
・整 容 :
起きて洗面所へ。入れ歯の歯磨きも行ってもらいます。
・入 浴 :
介助浴の方は2~3日/週、自立浴は毎日入浴できます。
※「ADL」とは「日常生活動作(食事・更衣・排泄・入浴動作)」のことです。