看護部
看護部の理念
「優しい笑顔と手のぬくもりを伝えられる看護を提供します」
平成28年2月に関節センターを開設し、手術直後の急性期看護から充実したリハビリ看護へのスムーズな移行が可能となりました。より早く、より良く、より安心して自宅退院ができるよう取り組んでおります。
また、寝たきり「ゼロ」、1人でも多くの患者さんの「在宅復帰」を目標に多職種連携・協働して関わらせていただきます。
24時間、365日、1日最大3時間のリハビリテーションが受けられるよう体調管理と看護・介護援助、リハビリテーション以外の21時間を生活リハビリテーションととらえ日常生活動作の獲得に向け看護師・看護補助者一丸となって多職種連携し在宅復帰を支援させていただきます。
「家に帰りたい」という患者さんの気持ちに寄り添い、「家に帰したい」と思うご家族の希望が叶うよう、温かい心のこもった質の高い看護が提供できるよう日々精進していきたいと思います。
看護部長 金城 浩子
基本方針
- 1. 私たちは地域に根ざした信頼される病院の看護師として患者様・ご家族様を大切にし 笑顔で心のこもった看護を提供します。
- 2. 正しい知識に裏付けされた技術の習得と日々学びの姿勢を持ち実践します。
- 3. 多職種との連携の要となりチーム医療に貢献します。
看護部の教育方針
- 1. 豊かな感性と高い倫理観を持った人材を育成する。
- 2. 看護ラダーを基盤としたより臨床実践に近い研修を行う。
- 3. 研修目的を理解し、研修前後で自己の振り返りができ主体的に研修参加ができる職員を育成する。
教育・研修制度
- 看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)を元に、オリジナル項目を加えた関東カマチグループ看護ラダーを導入し、段階別教育を実施しています。
新卒・既卒を問わず新入職者に対して、プリセプター制度を採用し看護実践時のサポートや精神面のフォローを行い職場に適応できる体制を整えています。
教育体制
認定看護師
摂食・嚥下障害看護認定看護師
安全にお口から食べることを目的に、お口のケアや嚥下訓練をさせていただいております。
高齢社会の昨今、お口から食べるという事は、年齢問わず楽しみであり食べる楽しみが年齢と共に増すのではないかと考えております。回復期リハビリテーション病院は、急性期から維持期へつなぐ重要な架け橋を担うとともに、お口から食べられない患者さんにとっては最後の砦と考えています。今後も患者さんの食に対する楽しみをサポートできるよう努めてまいります。
回復期リハビリテーション看護師認定コース修了者
私たちは、回復期リハビリテーション看護師として
・入院患者さん及びご家族に対する質の高い看護を提供
・個人・集団・組織に対するリスクマネジメント
・多職種との協働とチームアプローチの実践
を目的に活動しています。看護師・看護補助者教育や多職種での情報共有を密に行い患者さんの生活の再構築を図り、自分らしく生活できるよう活動しています。
院内には4名の資格保持者と2名の研修受講者がおります。
(令和6年度には6名となる予定)
病棟紹介
外来
整形外科疾患を中心に1日平均180名の患者様が来院されます。待ち時間をリラックスしてお過ごしいただけるよう待合室には、手軽にできる体操の案内や様々な情報提供ができるモニター(待ち合い君)を設置しました。また、フリーWi-Fiもご利用ください。多職種と連携をとりながら患者様、ご家族様に笑顔で心のこもった対応をし、安心して受診できるよう努めてまいります。
手術室
年間1500件の整形外科・形成外科の手術を行っております。手術室看護師は、手術前から患者さんの緊張や不安が少しでも和らぐよう、寄り添い関わらせていただきます。手術を安心・安全に受けていただけるように執刀医、麻酔科医、看護師が協力し、最良の医療が提供出来るよう知識を磨き取り組んでまいります。
2階病棟(急性期病棟)
急性期病棟では、主に整形外科疾患の保存的加療や手術を目的とした患者様が入院されます。多くの患者様は痛みを伴って入院されますので苦痛の緩和に努め、1日でも早くより良い状態へ回復できるよう多職種で連携をはかり看護を提供しています。
回復期病棟(3階・4階・5階)
回復期病棟では、日常生活動作の獲得を目標に、患者さんに寄り添い、想いを傾聴しながら多職種で情報を共有し看護を提供させていただいております。
入院時から退院後まで活用ができる「ひまわりファイル」を作成し、患者さん1人1人の自主トレの指導内容や日常生活のケア内容を一括管理しています。患者さんやご家族が、入院中のリハビリを振り返り、退院後も安心して生活が送れるよう患者様と関わらせていただきます。退院時に、患者さんの回復をともに喜び、患者さんのあふれる笑顔が私たち病棟スタッフの最大の喜びとモチベーション向上となっております。。