お知らせ
形成外科のご紹介
当院では、整形外科の他、形成外科の外来診察・手術も行っております。
今回は、形成外科の診察内容や対象となる症状についてご紹介いたします。
◆形成外科について
形成外科は、体の見た目と機能を治療する科です。全身の軟部組織(皮膚、脂肪)や顔面の硬組織(骨、軟骨)の変形、組織欠損、機能障害が主な診療領域です。頭の先から爪の先まで幅広く対応しています。当院では大学病院や近隣医療機関と連携し、毎週木曜日の午後に診療を行っています。(午前:手術/午後:外来診察)
< 全身の皮膚・皮下腫瘍 >
皮膚や皮下に生じる先天性または後天性の腫瘍に対して外科的治療を行います。大きな腫瘍の場合、縫合が困難な場合がありますが、近隣の皮膚を移動させる局所皮弁や他の部位からの皮膚移植(植皮)などの手術法を用いて治療します。ホクロ、イボ、シコリなどにお悩みの方は、ご相談ください。
< 眼瞼下垂症 >
まぶたが下がり、視界が妨げられる眼瞼下垂症の改善には手術が有効です。まぶたを持ち上げる筋肉の衰えや皮膚の余剰によって引き起こされる症状で、頭痛や眼痛、肩こりなどの症状も引き起こします。
< 顔面の骨折・組織欠損・変形 >
顔の骨折や組織の損傷、変形に対しても治療を行います。外傷後の早期治療だけでなく、変形したまま治ってしまった場合や先天的な変形も診察しています。
< 熱傷 >
熱傷の治療や、治癒後の醜形や関節の拘縮を治療します。早期の治療が重要です。重症の場合、全身麻酔下での手術が必要なことがあります。
< 瘢痕(傷跡)、肥厚性瘢痕、ケロイド >
傷跡が目立つ場合やケロイドができた場合にも治療を行います。切除や薬物療法など、適切な治療法を提案します。
< 難治性潰瘍、褥瘡(床ずれ) >
治りにくい傷や褥瘡にも対応しています。早期の治療が重要です。
< 巻き爪、陥入爪、爪変形 >
爪の変形による痛みや不快感を改善します。保険診療での治療のほか、自由診療による巻き爪矯正(マチワイヤー・V H O)も可能です。
< リンパ浮腫 >
リンパ浮腫の治療にも取り組んでいます。保存的な治療や外科的な治療を組み合わせて行います。
上記でお困りの方はご相談ください。
全身麻酔での手術が必要な場合は、近隣の病院を紹介させていただきます。